SmartDashスクールでは、無料走り診断会を開催しております。今回は、埼玉県にある立教新座高等学校の陸上競技部にて無料走り診断会を開催しました。参加いただいた、立教新座高等学校の陸上競技部顧問の香取隆介先生、塩味奏来選手、三笠雄大選手に感想をいただきました。【立教新座高等学校:実績】2021年 インターハイ 4×100mリレー、4×400mリレー、200m出場2018年 北関東インターハイ予選 総合優勝2017年 インターハイ 4×100mリレー 8位2016年、2017年 県インターハイ予選 総合優勝2014年~2018年 5年連続インターハイ出場(個人・リレー種目)◎香取 隆介先生チームの課題これまでチームでは、選手それぞれの課題を最大公約数的に捉えて、その改善に必要なトレーニングを行ってきました。ただ選手の課題も近年より多様化し、今までより個別にトレーニングを処方する領域が増えていると感じていました。加えてコロナ禍でチームとしての活動が制限される事も多々あり、単独でも効果的なトレーニングに取り組める姿勢の構築もより必要だと感じていました。診断導入理由選手それぞれの強みや課題をより明確にすることで、チームトレーニングにプラスして個別性を重視したトレーニングがより充実し、さらにパフォーマンスを引き出せると考えました。受けてみての感想エビデンスを元に選手それぞれの動きを一つ一つ評価する仕組みは、「考えること」を得意とするチームにとって親和性があり、また実際に数字や得点を見ることで選手の納得感はあったと感じています。良かったところや新たな発見出された評価が本人の考えていた強みや課題を端的に表しているケース、また逆に新たに発見できたケースがあり、選手の反応はそれぞれ興味深かったです。総じて伸びしろはまだまだあるなと感じました。また課題を提示する事だけに留まらず、具体策を提示することは選手の大きな助けになりました。導入後、実際に変わった点部員一人一人が自身の強みや課題、また課題に対する具体的な対策を知れたことで、まず今までよりも自分の身体や動きにフォーカスする姿勢は出てきたと思います。実際に提示されたトレーニングを取り入れたり、動き作りの中で意識を変えたりすることで、結果に結びついている選手が出ていることは非常にポジティブなことだと感じています。◎塩味 奏来選手100m 10秒61(診断会参加前の)自分の課題 診断会前の自分の課題は、大学生以上のシニア選手と走ると中間疾走に入ったところで置いていかれることが多かったので、トップスピードを高めることと中盤から後半を上手くまとめることでした。受けてみての感想 診断会を受けて自分の身体のバランスや長所、短所を知ることができ、課題に対する最適な解決方法や新たな視点から見えた課題がありました。課題に対する解決方法の考え方として、○○を鍛えれば××が良くなるので課題が解決するというような形で、より深く考えることが出来ました。良かったところや新たな発見データで見ることで自分の弱点がすぐに分かり、それに対するトレーニング方法も提示してくれて苦手を克服するとても良い機会になりました。立教のOBということもあり、とても親しみやすく、課題に対して親身に考えてくれた事がとても良かったです。診断会参加後、実際に変わった点や新しく行ったこと 診断会後から自分は骨盤の動きに着目して練習しています。今までは回旋動作しか意識してませんでしたが、前傾後傾の動きを意識することで股関節の可動域が広がり、よりダイナミックな動きが出来るようになりました。◎三笠 雄大選手800m 1分54秒97(診断会参加前の)自分の課題自分は怪我が多く、ランニングフォームに何かしらの問題があることに気がついてはいたけど、何が問題かわかりませんでした。そんな時にフォームの診断会があると聞いたのでワクワクしながら診断を受けました。受けてみての感想この診断会はランニングフォームについて細かく分析していて、科学や物理などの方面から根拠を出し、「なぜこう走れば効率よく走れるのか」などを受講者に納得がいくように説明してくださいました。とても分かりやすくて良かったです。良かったところや新たな発見ランニングフォームの診断会なので走ってる所だけを見て評価されるものだと思っていました。しかし、実際は細かい動作一つ一つを見ていただき、その動作を数値化することで客観的に自分の走りの特徴を知ることが出来ました。診断会参加後、実際に変わった点や新しく行ったこと僕はこの診断会で上に進む力が弱いと言う結果が出ました。そのため、診断会で教わったエクササイズを毎日やった結果自己ベストを達成することが出来ました。個人での参加をお考えの方はコチラ↓↓↓団体での参加をお考えの方はコチラ↓↓↓